目次
みなさま、こんにちは!
BunaP
今回は『デグーの体調管理をしよう!』と題してやっていきたいと思います
以前、私はデグーの体調管理を怠り、デグーに対して非常に辛い思いをさせてしまいました…
デグーは弱っていることをアピールしてくれず、逆に弱みを見られまいと
必死に健常であるかのように振舞います
デグーの体調管理方法を知って、健康状態を常にチェックしましょう!
①デグーの体重を知ろう
デグーの数値化しやすい管理方法が『体重』です
キッチンスケールで十分です、毎週必ず測定しましょう
脱水症状であったり、歯の不正噛合いによる体重減少など色々なデグーの健康状態を測るバロメーターの基礎となります
個体差もありますので、うちの子は太りすぎ?痩せずき?など他の子を比較して気にしすぎるより
健康時の体重を把握し、いくら増減したかを指標にして健康状態を確認しましょう
体重増加:エサやおやつの脂質や糖分が多く含まれていて、糖尿病になっていないか?
体重減少:腸内環境悪化により、食欲低下、脱水症状、腸内ガスの溜まりなどが起きていないか?
②餌の食べた量を知ろう
ペレットやチモシーを残した量がいつもより多い…など
毎日確認しましょう
食べたフリをする子もいて、ケージの隅に隠したりケージの下側へ落としたりしていないか?も
確認してみましょう
エサの量も重さを測って与えることで健康時の残り具合や空にする時間、といった比較対象を作ることができます
エサの重さも測る癖をつけると良いかもしれません
③水を飲んだ量を知ろう
給水器(ボトル)タイプの水を用意し、毎日水を交換し減った量を確認しましょう
デグーは脱水症状が発生すると、みるみるうちに体力が無くなってしまいます
④フンの量・形・状態を確認しよう
デグーのフンの量がいつもより少ない、形が異形、水っぽいなど毎日確認をしましょう
私はSANKO製イージーホームシリーズのゲージを使用しており、掃除用の引き出しにペットシーツを敷いて毎日交換する度に確認をしております
枯草等の敷材を敷き詰めて、フンの状態が分かりにくい状態は避けましょう
⑤歯を見てみよう
デグーとある程度仲良くなり※、デグーを自分自身でよく観察出来るようになってくると色々な状態を確認することが可能です
※仲良くなる前に無理やり捕まえると人間に恐怖を覚え、触らしてもらえなくなったりストレスの原因となりますので徐々にパーソナルスペースを縮めていきましょう
デグーの歯 健康的な歯は『噛合い』『色』『長さ』が重要になります
『嚙合い』
私たち素人では判断しづらいですが、
前歯の隙間が広くないか?
伸びている方向が明らかにおかしくないか?
奥歯に長い歯が生えていないか?など観察してみましょう
『色』
健康的なデグーは「オレンジ色」をしています
逆に白くて綺麗な歯の場合は、腸内環境が悪化し上手くチモシーを分解できていない可能性があります
幼いデグーは歯が白い傾向があります(母乳を吸収するため腸内環境が成人デグーと異なる)ので、生後半年後の
判断基準にすると良いでしょう
『長さ』
判断は難しいですが
前歯が明らかに長く唇に当たり血がでている、口が半開きでヨダレが出ている
明らかに短くペレットやチモシーを食べづらそうにしている
などになります
⑥毛並みを見てみよう
私なりの判断ですが体調が悪化してくると毛並みのフワフワ感が無くなり、
砂浴び直後でもべと付いたような見た目に見えます
砂浴びも健康診断の1つになりますので出来れば毎日行いましょう
砂浴び器はケージ内に置きっぱなしにするのではなく、砂浴びするときにだけ設置するようにしましょう
綺麗にするための砂が不衛生だとデグーさんも満足できません
⑦お腹の張り具合を確認しよう
デグーは歯の状態が悪かったり、腸の状態が悪いと
鼻呼吸ができず、口呼吸になりお腹にどんどん空気が溜まってしまいます
また、お腹に溜まった空気が腸を圧迫してしまい、おしりからガスやフンが排出できない状態になります
とても危険な状態でありますので、早めに病院へ向かいましょう
実際に私の飼っていたデグー(もやし君)は体重は270gのままキープしていたのですが、
もやし君を撫でるときに『凄いブリッブリッだ!』と驚くほどパンパンになっていました
その時はこの食いしん坊、かわいい奴め!と思ってしましたが、本当は体調を崩す前兆でありました
もやし君はお腹が張り始めてから2、3日で270gあった体重が170gまで落ち込みました
本当に当時の自分がやるせないです…
私のようにデグーさんに辛い思いをさせる前にデグーの体調管理を頑張りましょう!
それでは、みなさま良いデグーライフを!