目次
※こちらの記事は作成中です、もうしばらくお待ちください
みなさま、こんにちは!
BunaP
今回は『デグーを飼い始めるまでに準備すること』と題してやっていきたいと思います
まず初め、ペットを飼うということは『命』を取り扱う事です
準備不足では命の軽視することと同じです
きちんと準備をしてから、デグーをお迎えいたしましょう!
現在お住いの住居が『ペット可の住居ですか?』
ペットショップやホームセンター、ブリーダー様から購入した後に
「うちのマンションはペットがダメったので返却したい」
と申し出ても、生き物はレシートがあっても返却出来ません
(対応して頂けることもあるとは思いますがあまり良い行動とは思えません…)
購入前に住居が『ペット可』※なのかを確認してから準備物をそろえて行きましょう
※ペット不可の住居であっても『小動物・熱帯魚』カテゴリーとして飼うことができる住居もございますので、大家さんや管理会社へ確認をしてみましょう
最低限必要な準備物
・ケージ ・給水器 ・餌(デグーフード、チモシー、アルファルファ)
・餌皿 ・かじり木 ・砂浴び用品 ・回し車 ・エアコン ・ヒーター ・おしっこ対策
上記の用品が飼育に最低限なくではならない物になります
それぞれどのようなものが良いか解説していきます
ケージ
価格:約¥7,000~¥25,000
デグー用イージホームハイシリーズ(除く37ハイ)をお勧めいたします
私は最初はお店でおすすめされたイージーホーム37ハイを購入いたしましたが
ケージの金網の間隔が狭くデグー用のステップはチモシーフィーダー等を
付けることが困難(金網を無理やり広げないとダメ)でした
またケージ自体の剛性が低く、デグーがケージを齧ったり、回し車を回し始めるとケージ全体が揺れ
かなりの騒音が発生します
そして、デグーが大人になると回し車のサイズが30cm程の物が必要となり
ゲージの変更を余儀なくされました
BunaP
回し車を飼っているのかわからなくなりました…(笑)
そして、私が新に購入したのは『SANKO製のイージーホーム80ハイ』です
イージーホームハイシリーズは剛性が高く金網の間隔も広いため隙間から指を入れ
デグーをマッサージすることも可能なのでその点も高評価です!
また、イージホームシリーズのアクセサリが豊富なので色んなカスタマイズが可能です
デッキを設けることでケージ内のスペースを有効活用し、落下時の高さを抑えることが出来るので
安全かつ剛性感がありビビり音がしないため、私も愛用しております
ただ、材質ベースがスチール製で表面を塗装しているだけですので
デグーがケージを齧ることで塗装が簡単に剥げてしまします…
私も3年ほど使用した時点ではもう錆だらけで見栄えはよくありません
新商品の『イージホームステンレス40ハイ』であれば錆に強い素材の為
見栄えも衛生的にも良さそうです!
BunaP
結局、イージーホーム80ハイの錆があまりにもひどく80ハイのステンレスシリーズが発売されそうに無いので…
イージーホームステンレス40ハイを2個買いました!
流石のSANKOさん、ケージは小さくてもの使いやすくお手入れも楽々です。
ステンレスはデグーのおしっこがこびり付いてもササっとふき取ることが出来るため、掃除が楽になりましたね。
あとは使用して1年を超えましたが錆なく見栄えも凄くいいです!
…が、
今まで80ハイの大きさに慣れていたので40ハイだとレイアウトがカツカツになってしまい、
どうしても高さを活かした配置になってしまいます。(高齢デグーのしめじ♂君には少し厳しいですね…)
回し車も30㎝オーバーの物を使用していますが、それだけで巣箱を置くスペースすらなくなってしまいます。
あと、37ハイの時にも感じていたのですが、メッシュが細かいのが凄くネックです。
ケージ越しにデグーちゃんを撫でることが出来ないこととデグー用の回し車や
床暖ヒーターのコンセントを通すときに無理やり広げないと設置できません。
広げるのにかなりの力が必要なので女性の場合などは工具がないと厳しいかもしれません。
私が購入した後に、SANKOさんから60ステンレスハイメッシュが発売されたようです。
今なら60ステンレスをオススメしますね!いずれ80ステンレスが販売されれば導入したいですねー。
他にもアクリルタイプの物も最近はトレンドですが、私の使用経験が無いため
使用中の方はコメントを頂けると非常に嬉しいです!
BunaP
ただ、掃除のしやすさや通気性が気になります…
給水器(ウォーターボトル)
価格:¥300~¥2,000
デグーはよく水を飲みますので、ある程度容量(200ml以上)があるものを
購入いたしましょう
また飲み口がウサギ用になっている場合はデグーの顎が外れてしまう可能性もあるため
小さめのハムスター・デグー用をお勧めいたします
また、ショップやブリーダーさんによって給水器タイプではなく
給水タンク(お椀タイプ)で水飲みを覚えているデグーもおりますので
購入前に確認しましょう
餌(ペレット・チモシー・アルファルファ)
ペレット(デグーフード)
価格:¥500~¥2,000
デグー専用のペレットがあります、決してハムスター、小動物用などの
餌を与えないようにしましょう
私も最初はショップが与えていた餌をあげていましたが小動物用の物だったらしく
デグーは体調を崩しておりました
ペレットの裏の成分表をみて、
・動物性たんぱく質が含まれていないか
・食いつきを良くするための糖分が含まれていないか
をしっかり確認してください、どちらも含まれていると体調不良の原因の一つとなります
また、デグーが幼いころや妊娠中の子には栄養価の高めのアルファルファが配合されたペレットがお勧めです
<チモシーベースのペレット >
<アルファルファベースのペレット>
かじり木
芸能人とデグーは歯が命です、歯の伸びると不正咬合と呼ばれる『歯の病気』になり重症化すると命を落とす原因となります
ストレス発散の為にも齧り木を設置して、デグーさんの歯を守りましょう!
回し車
デグーは運動不足による病気に掛かりやすく、肥満、ストレスを避けるためにも回し車の設置が必要です
私はサイレントホイールシリーズをお勧めしております、静穏性はメタル系と比べると少し音がしますが
フラットシリーズに更新されてからはベアリングの大経化により剛性と静穏性が高まったと思います
サイズに関しては、成長段階に合わせて大きくする必要がありますが25cm~30cm程のサイズが必要になってきます
砂浴び用品
デグーは砂浴びを行うことで、体の汚れを落としています
水が苦手で、温かいお風呂に入ることは出来ませんので、専用の砂と砂浴び用の容器があると便利です
エアコン(扇風機はNG)、補助で除湿器
夏場は必須、エアコン24時間フル稼働です
デグーは汗をかかない為、扇風機では体温を下げることが出来ません
また、湿気にも弱いため、湿度を下げてあげる必要があるため
夏だけでなく梅雨の時期もつけっぱなしが必要です
最近のエアコンはフル稼働でも効率が良いので思ったよりは電気代がかかりません
エアコンだけでは除湿しきれない場合、除湿器を別途用意するとよいでしょう
お勧めは除湿能力が高いコンプレッサー式ですが少々値がします
安価なペルチェ式でもあるとないとでは全然違いますので用意しましょう!
<コンプレッサー式>
構造:コンプレッサーで冷媒を一旦圧縮し、膨張させた際に冷媒が周りの空気の温度を奪う性質を利用し、湿った空気を冷却することで湿気を水滴に変え空気中の水分を取り除きます
長所:高温時の除湿能力が大きい、消費電力が少ない
短所:低温時に除湿能力が落ちる、運転音が大きい、コンプレッサー内臓のために本体重量が重い
<ペルチェ式>
構造:ペルチェ素子に電気を流すことで、熱を発生する面と冷却する面の2面に分かれます。冷却する面に湿った空気を当てることにより、空気中の水分を取り除きます
長所:コンパクトで設置場所を選ばない、運転時の音が静か、本体価格がリーズナブル
短所:除湿能力が低い、寒い時期には極端に能力が下がる
ヒーター
20℃を下回ると生命維持に関わります
エアコンをフル稼働させると、かなりの電気代になってしまいますので
ペット用のヒーターをケージ内や付近に設置してあげるとよいでしょう
キャリーケース
ケージの大掃除にキャリーケースに避難させる、病院に連れていく際に必要など何かと便利なキャリーケースです
おしっこ対策
ケージ周辺におしっこが飛び散るため対策が必要です
お近くに『動物病院』はありますか?
正確にはお住いの近くに『エキゾチックアニマルを診察出来る動物病院』があるか?です
最近の動物病院はサイト内に診察対象を『小動物』と記載していても、
実際はウザギなどある程度大きめの小動物しか診察出来ませんと言った病院も多いのが事実です
デグー等のエキゾチックアニマルは身体が小さく麻酔等の難易度が凄く高いため診察を断っているところも多く、
事前に電話して対応可能か、デグーについて認識はあるのかといった確認をお勧めします
医療費が不安と思われる方の為にも『ペット保険』の加入も検討した方が良いかもしれません…
実際の医療費に関しては『しめじ君』の闘病時の記事に記載しておりますので
詳しく知りたい方はこちらの記事のチェックをお願いいたします
デグーもまだまだ日本ではマイナーなペットの為、その分飼い主が知識をしっかりとつけていかなければいけません
みなさまも私と一緒にどんどんデグー知識を深めていきましょう!
それではみなさま、良いデグーライフを!