知っておきたいデグーの病気とケガ~呼吸器の病気編~

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みなさま、こんにちは!

BunaP

どうも、デグーの下僕です

この度は『知っておきたいデグーの病気とケガの種類』と題してやっていきたいと思います!

デグーさんの体調悪そうだな…今日は全然回し車回さないなぁ…

もしかして、病気やケガをしてる?と不安になるときありますよね?

素人目で勝手に判断することは危険ですが、普段と違い違和感を感じとるためには、

デグーに起きやすい『病気とケガ』を把握しておくことでスムーズに行動を起こせると思います

この度は、呼吸器の病気に注目して確認していきましょう!

呼吸器の病気

①鼻炎

<鼻炎とは?>

鼻の奥に炎症が起きる病気です

鼻炎の原因は様々あり

・細菌感染やウイルス感染

上顎の歯の病気(切歯、臼歯、オドントーマ)

・針葉樹、チモシーなどにアレルギー反応

・ウッドチップ、牧草、砂浴び用の砂などの細かな粉でクシャミや鼻水

こうした刺激が繰り返し続けば鼻炎の原因になります

歯の病気について

<症状>

鼻水がクシャミが出ます。軽いうちはサラサラした鼻水ですが、症状が進むと粘り気があったり、膿のような鼻水が出たりします。

鼻を拭く仕草が増えます。頻繁に鼻水を拭いていると、前足の内側が汚れます

<治療法>

抗生物質を投与したり、必要に応じてネプライザーでの治療をします

鼻炎の原因(アレルギーや歯の状態)となっていることがあればそれを解決します

<予防>

寒暖差に注意し、冬場には隙間風、夏場にはエアコンの風が当たらないように気を付けてください

また、ほこりっぽい環境にならないようにしましょう

チンチラ用の砂浴び砂はデグー用の砂と比べて目が細かいケースが多く、砂浴び後クシャミや鼻水などの症状が

毎回現れる場合、目の粗い砂の商品へ変更しましょう

 

不衛生にならないようにケージの掃除をこまめに行い、歯の病気の予防をしっかりと行いましょう

②肺炎

<肺炎とは?>

細菌感染やウイルス感染が気管支や肺にまで進行してしまうと、『肺炎』を引き起こします

まだ幼いデグーや、高齢のシニアデグー、別の病気で体調を崩してしまっているデグーが

温度変化や隙間風などの環境の変化によって発症しやすくなると言われています

<症状>

早くて荒い呼吸を行い、呼吸をする際にハァハァと息を切らしたような音が聞こたり、をしたりします

また、涙目になったり、鼻水が出たりするようです

そして、食欲や元気が無くなり、痩せていきます

さらに進行すると深刻な状態になります

<治療>

抗生物質を投与したり、ネプライザーで器官拡張剤を吸引させます

酸素室に入れて呼吸を助けることもあります

動物病院やネットで酸素吸入器をレンタルすることが出来るようですが、レンタル料も高額(月々¥15,000~¥20,000)のため

手の届きやすい価格の海外製の酸素発生器を購入することも手かも知れません

 

<予防>

温度管理に注意し、埃っぽい環境などの肺炎になりやすい環境を作らないようにします

不衛生にならないようにこまめにケージの掃除を行いましょう

 


 

みなさまデグーの呼吸器事情について学ぶことが出来たでしょうか?

クシャミや鼻水が原因で鼻呼吸が出来ずに呼吸困難、ガス溜まりによって亡くなってしまう子が多いことも事実です

 

気づきにくい部分もありますが、ちょっとした確認で助かる命もありますので、

毎日のお掃除と同じようにデグーちゃんたちの住処も埃っぽくないか気にしてみてあげてください!

 

みなさまもデグーと一緒に健康的な生活を送りましょう!

 

それではみなさま、良いデグーライフを!

参考文献 『デグー完全飼育』 著:大野瑞絵 出版:誠文堂新光社